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死ぬまでに行きたい紅茶専門店、岩村紅茶

思い出したかのように、夏の京都旅のお話に戻ります。
前回の京都行きで初めて訪れ、また絶対ここに来よう。と思っていたお店を再訪。
京都でセイロンティーといえばこちら、岩村紅茶さん。

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京都には木曜と金曜しかいられなかったので、木曜定休であることを確認して金曜の朝にやって来ました。
銀閣寺、哲学の道からほど近いバス停で下車し、探して歩き、無事に見つけて一安心。

数年前の初訪問時、紅茶がとても美味しくその新鮮さに驚かされたのと、オーナーご夫婦の普通では考えられない親切さに驚き、また絶対に来なくてはと思っていました。
あの時オーナーご夫婦は、閉店時間を1時間過ぎても紅茶やスリランカについてずっとお話して下さり、オーダーした以上の紅茶をごちそうしてくれ、その後は夜間拝観のため高台寺に行くという私を、車でお店からお寺の前まで送って下さったのでした。
ただ一度訪れただけのお店が、その一度の訪問で、私にとってとても大好きな場所となり、また必ず来ようと思わせるに十分な旅の思い出となったのです。

今回お店のマダムは、一度訪問しただけの私の名前を覚えていて下さり、大感激。
夏の暑い日だったので(と言っても、京都では涼しいほうだったそうですが)、季節限定のプランテーションアイスティーを注文。
パイナップルとアイスティーを割った夏らしい一品で、ゴクゴクいただけてしまう。
朝はドリンクメニューに+100円でモーニングをつけることが出来るので、そちらもオーダー。
卵で包まれたトースト、これを添えられたマヨネーズをつけていただくのが、シンプルながら美味しかった♪

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プランテーションティーも美味しかったのですが、パイナップルのフルーティーさが勝っているため、紅茶欲が十分には満たされません。
こちらに来たからには、是非ともスリランカの味をホットのストレートでいただきたいところ。
特に岩村さんが推すのは、ルフナのルンビニ茶園。
ちょうどこの前日、香港でルンビニの紅茶が金賞を取ったという話を聞き、その受賞作品の写真を見せてくださったのですが、茶葉の一つ一つが薔薇の花のような形をしていて驚きました。
あれ、どうやって形成するのか想像もつかないわ。
ルンビニはクオリティが高いばかりでなく、常に新しいことに挑戦し続けているのですね。

下の写真はルンビニ FBOPF エクストラスペシャル。
色、形が美しく揃っていて、チップではない茶葉部分の黒が見事に均一。
良い茶葉の条件を満たしていることが一目でわかります。
前回訪問時も茶葉の香りを味わわせていただき、岩海苔のような不思議な芳香だったのが忘れられません。
新鮮な紅茶でないと、あんな香りはしないはずです。

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多くの紅茶専門店では、何百キロ、何トン単位で輸入し、半年なり一年間持たせるのだと思いますが、岩村さんでは使い切るだけの少量のロットで1,2か月に1度、茶園から直接入荷しているのです。
ルンビニ茶園にこのような手間のかかる取引をしてもらえるのは、日本では岩村さんと、他に1店(どこか聞いていない)のみだそうです。
そのため、いつ行っても新鮮な紅茶が味わえるのです。

下のサンプル写真は岩村さんが並べて撮らせてくださったのですが、どの茶葉も美しいです。
中でもひときわ目を引くのが、ルンビニの名を私に強烈に刻み付けた「ジャヤチャクラ」。
輪っかの形状をした紅茶をご覧になったことはありますでしょうか。
今ではゴールデンリングなど、違う名前で他の茶園もこれを真似た紅茶を作るようになったということですが、リングになった茶葉を最初に作ったのはルンビニでした。

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ジャヤチャクラ、岩村さん以外では、2つの紅茶教室でスリランカをテーマにした時に茶葉を見せてもらったことがあります。と言うと、見せてもらっただけ?飲ませてもらってないの?とマダムに聴かれまして。
そうです、飲ませてはくれませんでした。と答えると、味がわからなきゃ、ただ見せびらかしたってしょうがないのにね。と笑って、飲ませてあげたら?となりました。
ええ、いいんですか!?これ、めちゃくちゃお高い紅茶じゃないですか!
と興奮しているうちに、目の前に登場です。
ありえない親切さ…商売度外視ですか?

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このジャヤチャクラ、茶園の目玉とでも言うべき商品として、茶葉の形状重視で話題性先行かと味に期待をしていなかった、言っちゃ失礼ですがどこか侮っていたのですが、飲んでみるとその美味しさに驚かされました。
形はあくまで要素の一つで、ルンビニはすべて、どこまでも味のクオリティにこだわっているのだと思い知らされました…おみそれしました。

水色が濃い瑪瑙のような、鼈甲のような色なのですが、きわめて透明度が高く美しいです。
一煎目、6分ほどたったところでいただきました。
輪っかが完全にほどけきっていないのだけれど、紅茶の美味しさは十分に出ています。
ルフナと言えばルフナなのですが、今まで飲んだルフナとは違う。
雑味がまったくなく、コクと深みはあれど澄明。ミルクも砂糖も入れずストレートでひたすら味わいたいルフナ。
茶葉を入れっぱなしにしていると普通は数分で雑味、えぐみが出てきて差し湯でもしないと飲めたものではなくなりますが、おそらくこれ、数時間入れっぱなしでも飲める気がする。
紅茶の旨みとなる心地よい渋みはあるのに、どこまでもクリアで、飲んでいるだけで体内がきれいになる感じさえします。

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紅茶は一煎しか味わえないもの。普通はそれが常識です。
例外的に、極上のダージリンやネパールなど二煎いけたりするものもありますが、こちらも二煎目、十分美味しく味わえます。
低地産で他に二煎目をいただける紅茶は、ちょっと他に思いつきません。
ニ煎目でリングがほどけると、見事に一芯二葉が姿を現します。
これを見た瞬間、なんだかわからないけれど嬉しくて、この紅茶が愛しくてたまらなくなりました。

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前回買って帰らなかったことを後悔していたので、今回は忘れずジャヤチャクラの茶葉をお買い上げ。
今まで購入した紅茶の中で、いちばんお高いです。どんなダージリンの高級品もここまでじゃなかった。目の玉飛び出ます。
けれどそれだけの価値があると思えるならば、是非購入をお勧めします。
ジャヤチャクラ、味わってみると、そして年間2キロしか作られないことを考えると(そのうち500gを岩村さんが購入)、お値段に納得もいきますが、そこまでのお金は出せない、という方はまずお店で飲んでみると良いと思います。
ただ、いつまであるかはわかりませんが…

買って帰った茶葉、10gしかないのでいつどんな場面でいただくか、本当に悩みます。
いずれまたお茶会を開催できたら、そこで振舞いたい、というのが今いちばん考えているところ。
これ、一人で飲むのが本当にもったいないので…少しでも多くの方に味わっていただきたい紅茶です。
(見せびらかしていただけの紅茶教室、教室で飲まないならどこで飲むの。って思っちゃう。失礼ながら)

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この後は次の場所へ移動しなければならなかったため、あまり長居はできなかったのですが、今回もお二人と楽しい紅茶話が出来て、最高の京都旅の締めくくりとなりました。
前回はハワイアンなパンケーキが美味しくて、次回訪問はまたあれをいただきたいです。
運が良いとランチで食べられるというオックステールのスープもいただいてみたいし、他の紅茶も味わってみたいし、次はいつ京都に行けるだろう。と考えてしまう。

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私は岩村さんにジャヤチャクラをごちそうしていただきましたが、そして他にも初訪問の時から常識ではありえないご親切を受けてきましたが、それは紅茶好き同士の気持ちが通じて、あくまで御厚意でして下さったことです。
これを読んで同じようなサービスを自ら求めたり、されなかったからと言って良くない評判をネットで広めたりなどは、絶対にやめて下さるようお願いします。

とある紅茶専門店の方が、紅茶が好きだから紅茶屋になりたいというならやめておけ。紅茶が商材として儲かると考えるならやればいい。とおっしゃっていましたが、私はそれにまるっと納得しているので、自分が紅茶で商売することは、頭の中以上に進めることができません。
岩村さんは、それを良い意味で軽く超越していらっしゃいます。
お会いするたびに、ルンビニ茶園の紅茶に対する愛を強く感じるのですが、あれほど自分の扱っている商品を愛している方々に、お目にかかったことがありません。
そして、紅茶好きなお客さんに対する愛情も深く、紅茶で儲けたいとか、集客のために紅茶の価値を下げたり大げさな宣伝文句を使うなどということはなく、実直に紅茶のクオリティにこだわり、作り手、売り手、買い手、みんなが幸せになれる道を、真摯に歩み続けていらっしゃいます。
ご本人たちは多分そんな大げさなことをしている自覚はお持ちではないと思いますが、こんなお店ばかりだったら、みんな幸せになるのに…と思わずにはいられません。

真に紅茶好きな方でしたら、京都訪問の際は、絶対に訪れてみていただきたいお店です。




゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



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岩村紅茶からいちばん近い観光スポットは、銀閣寺、哲学の道でしょうか。
銀閣寺はすでに二度行っているので今回はパスしましたが、夕方、日が沈むころ行かれるのがお勧めです。
前回、庭の高台から見た夕陽が山の端に沈む景色は、忘れられない美しさでした。
おまけ写真は、岩村さん訪問前日の夜に行った、そして数年前に岩村さんに車で送っていただいた、高台寺の夜間拝観。
桜と紅葉の季節以外でも、高台寺は夜間拝観をよく行ってくれます。
今回は「百鬼夜行展」という屋内の展示と、プロジェクションマッピングで枯山水に魑魅魍魎たちの行進が映し出される屋外の演出が楽しめました。
それも面白いのですが、木々を写す鏡池の幻想的な美しさが一押しです。
紅葉の季節は特にどうかなりそうな美しさですし、急に一人で来たことを後悔し、周りのカップルが異常に羨ましくなるのが困りものですが。(じゃあ行かない方がいいのか?)
お寺や美術館は夜はやっていないし、私のようにお酒飲まなくてどこに遊びに行っていいかわからない。という方にお勧め。
秀吉の茶室がある庭の散策も出来ますが、夜は暗いのでお気をつけて!(私、すっ転びまして外国人観光客に助けられる始末w)

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by bestdropteaclub | 2015-09-27 14:23 | 京都、2015 | Trackback | Comments(0)

英国ロイヤル・オペラ日本公演「ドン・ジョヴァンニ」と、アイミティー

これ、一応紅茶ブログなんですが、もう書かずにいられない。
まだ旅のこととかもあるんですけれど、今日のメインの話は紅茶ではないのです。
紅茶のことだけ読みたい方は最初だけさらりと読んで、後はすっ飛ばして下さい。

まずは、先週いただいたケニヤンのアイミティーとバナナケーキ!
アイミティー、1つはお持ち帰り用。
渋谷に行くとなると、この味が恋しくなる。
ほとんど時間がなかったのに、どうしてもこの紅茶を持って行きたい場所があって、持ち帰ることが出来るか尋ねてみた。
通常はテイクアウトカップで持ち帰り用があるとのことですが、カップを持って入れない場所に行くため、自分のサーモスに入れてもらえないかと聞くと、それは出来ないけれど店内でお客さん自身が移し替えるのは構わない、とのことでした。
ありがたい、それで十分です♬
他のお客の目など気にせずマイサーモスに移し替えて、この日の華麗なるお楽しみへ急ぎました。

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アイミティーを持って向かったのは、NHKホール。
そこでこの夜、英国ロイヤル・オペラの日本公演があったのです。
2015年の来日公演の演目は、ヴェルディ「マクベス」とモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」。
両方行きたかったのですが、そうするとロンドンに行って安い値段のチケット買って現地で観た方が良いんじゃないか、と思えるようなことになってしまうので、片方で我慢。
お気に入りの演目を色んなバージョンで観たいので、迷いなく「ドン・ジョヴァンニ」を選びました。

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以前ロンドン公演のパブリックビューイングの記事を書きましたが(こちら)、あの時、いいな~生で観たいな~と明け方までオンタイムでネット中継を観ながら猛烈に思っていたら、まさかその数か月後、この演目を持って来てくれるとは!

タイトルロールがクリストファー・マルトマンではなくイルデブラント・ダルカンジェロになったのが日本公演は大きく違いますが、ほぼあのままの演出、出演者でした。
ダルカンジェロの生歌が聴ける!しかもドン・ジョヴァンニ役で(*‘∀‘) というので、もう楽しみで仕方なかった。
甘くソフトで茶目っ気のあるマルトマンも良かったのですが、ダルカンジェロは深く男らしく野性味があり、私のいちばん好きなタイプのバス・バリトン。
しかも非常に美男であるため、女にもてまくるドン・ジョヴァンニ役として絵になります。

指揮は両演目ともに音楽監督のアントニオ・パッパーノ。
ここもロンドン公演と違っていたかも。(あの時の指揮者、誰か忘れた\(^o^)/)

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幕が上がる前に、支配人らしき人が登場。
こういう時、良いことはありません。
だいぶ昔ウィーンのシュターツオーパーで一度、経験したことがあります。
支配人が出てくるのは、誰かが体調不良で代役がやります、というようなことを告げるため。
案の定、ドン・オッターヴィオ役のローランド・ヴィラゾンが喉が絶不調だけど、日本の皆様の前なので頑張ります。と告げられた。
ああ、ダルカンジェロが代役になるんじゃなくて良かった~

序曲の最初の一音がホールに響いただけで、胸がワクワクしたあの感覚、久しぶりでした。
カスパー・ホルテンの演出はプロジェクション・マッピングを多用し、ドン・ジョヴァンニの心情を表したり、カタログの歌に歌われる女性たちの名前が壁一面に無数に浮かびあがったりします。(実際は女性の名前は歌詞にはありませんが)
オペラの舞台装置でも、こんな技術が使われる日が来たんですね~
と感心すると同時に、ドン・ジョヴァンニがものにした女性たちのカタログには無数の名前が現れるのに、ドン・オッターヴィオのアリアではアンナただ一人の名前が浮かぶ対比が、とても印象深かったです。

レポレッロ役のエスポージトはネット中継でも聴きましたが、軽妙さに味があり、カタログの歌が見事にはまってました。
ドン・ジョヴァンニとレポレッロを両方歌う歌手はそこそこいますが、彼はレポレッロ役が断然似合うと思います。(2008年のザルツブルグ音楽祭では、マゼット役だったのを後で知りました)

歌手たちは全般的に安定した出来でしたが、喉の調子を悪くしたオッターヴィオ役のヴィラゾンは声が小さく、音程が合わず高音が苦しそうで、一幕はほんとにボロボロでしたね…
よく絡むドンナ・アンナ役のシャギムラトヴァ、ドンナ・エルヴィーラ役のディドナートがともに好調で安定していたため、ヴィラゾンの絶不調ぶりが際立ちました。
第二幕には、この作品中で最高難易度のオッターヴィオのアリアが待ち構えているのに、どうなっちゃうんだろう?とハラハラしていたのですが。
休憩時間にのど飴でも舐めたのか(そんな程度じゃ変わりません)、レチタティーヴォで様子を見つつ調整してきたのか、一幕の不調ぶりが別人のように、いちばんの聴かせどころで調子を上げてきたのには驚いた。
二幕で短めとはいえヴィラゾンは後半の超絶技巧のアリアを見事に聴かせ、最後まで歌い切ったのですから、プロの歌手ってすごいわ。と感動しました。

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騎士長を殺し多くの女を裏切ったドン・ジョヴァンニは、最後は地獄に堕ちるわけですが、そこ以外はモーツァルトらしく、コミカルな部分も沢山あります。
ダルカンジェロはこの夜も素晴らしい美声を聴かせてくれましたが、そしてもてる男の役が似合う美男なのですが、唯一文句言うなら、目つきがスナイパーばりに鋭すぎてコミカルさが出にくいところでしょうか。
メフィストフェレスとかアッティラとかのがもっと似合うような。(あくまで私個人の感想です)
でもやっぱり生で聴けたあの美声は素敵でした…「お手をどうぞ」は脳内でツェルリーナのパートを完璧に歌い、ダルカンジェロと妄想二重唱して幸せでした♫
地獄堕ちの後は通常、ドン・ジョヴァンニは地獄にいるはずだし歌わないし舞台上にいないのですが、歌っている演者たちが舞台袖にいて、ドン・ジョヴァンニだけが舞台上に残される、というかなり個性的な演出でした。
彼にとって本当の地獄とは炎で焼かれることではなく、ひとりぼっちで、誰も彼の声を聴かず、愛する女も助けてくれる従者もいない孤独ではないか、という演出家の意図であるということです。

ところでNHKホールって、幕間にホワイエでお酒を飲むこと出来ないんでしたっけ?
休憩の30分間、びっくりすることにお財布にプログラムを買うお金さえなくて(財布にいくら入っているのか知らないこと、よくあります('◇')ゞ)、お金をおろすため外に出るのに30分ほぼ全部使ってしまった!
「シャンパンの歌」を聴いちゃったら、あったら是非とも飲みたかったですね~
でも、ロイヤル・オペラ・ハウスの「ドン・ジョヴァンニ」の幕間にアイミティーを飲めるなどということは、シャンパンに負けず劣らず、極上に幸せな経験なのでした。

舞台写真はすべてROHのHPからお借りしました。
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゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



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おまけ画像は、ザルツブルグ音楽祭で上演されたモーツァルトのダ・ポンテ三部作「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コシ・ファン・トゥッテ」が入ったお得なDVD。
7月に注文してから取り寄せに延々と時間がかかり、2か月ほども待たされたのですが、到着したのがROHのドン・ジョヴァンニを観て帰った夜。
出来過ぎた偶然です。
フィガロの結婚は2006年、ダルカンジェロがフィガロ役。
ドン・ジョヴァンニは2008年、マルトマンがドン・ジョヴァンニ役。
英国ロイヤル・オペラのロンドン公演と日本公演、両方のドン・ジョヴァンニを楽しんだ私には、これ以上ないぐらいうってつけ。
すっかりモーツァルトのオペラを堪能して過ごしたシルバーウィークでした。

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by bestdropteaclub | 2015-09-24 08:01 | イベント | Trackback | Comments(0)

今更ながら英国展!

今更ながら、日本橋三越の英国展のお話。
毎年行っているのですが、三越さんは職場から歩いて行ける距離のため、会期中何度も足を運びました。
今年は今までになく、大きなお買いものをしてしまった!

まずは、ショートブレッドハウスのロング缶に魅かれ、ダークチョコレート&オレンジのショートブレッド。
マッカイのミニマーマレードセットは、3種類のマーマーレードを食べ比べることが出来ます。

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毎年必ず購入する、ベノアのスコーン❤
2日目で売り切れてしまった今年の限定品は、マロンとチョコチップでした。
マロン、中に栗ペーストがたっぷりで、ものすごく美味しかった~

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紅茶は一つだけ。メルローズのインディアンセイロン。
インドなのランカなのという感じですが、インドが多めのインドとスリランカのブレンドです。
メルローズのこの容器は、毎年違うデザインのも出たりして、ファンも多いらしいですね。
驚いたことにこの容器、今年で終了というではないですか。
紅茶をこれ以上増やしてはまずいのですが、容器目当てで思わず買ってしまったわ。
敷いているウィリアム・モリスの「いちご泥棒」のクロスも、英国展でお買い上げ。

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いちばん大きいお買いもの、これですね。
こういう古いカトラリーを探して1本ずつバラで買ったりしていたのですが、そしてそれはそれで味があるのですが。
もう探したり使うとき迷ったりするの面倒くさい。揃っているのが欲しいわ。
と思っていたので、えいやっ!と思い切りました。
購入後、シルバーを磨いていた方々のブースに直行し、お手入れ道具も購入。
もうこれでデザートナイフとフォークのセット、一生迷ったり買ったりしないで済む。はず。

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イートインで、ベリーズティールームの浜田山という紅茶とクランペットをいただきました。
行列できていてかなりの人気で、1人並んでいるだけでも諦める私ですが、誰も並んでいない隙にさっと入れました。
紅茶はセカンドポットでのサーブ。ティーカップ3杯分ほどあり、イートインでもゆったりいただけた。
スリランカ3種をブレンドしたのでしたか、ミルクティーが合うということですが、ストレートでも美味しかったです。
クランペットは想像以上にモチモチの食感。
今まで食べたクランペットの中で、一番美味しかった~♬
いずれ、浜田山のお店にもうかがってみたくなりました。

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英国展でティーインストラクターの同期と再会する、という、聞いたことはあるけれど自分には起こらないと思っていたことが起こったのが、一番の驚きでしたね。
ベリーズティールームで紅茶を飲みながら数年ぶりで語らう、ことが出来たら良かったのですが、その時はラストオーダー時間を過ぎていたため、別の場所で語らいました。
色々と良かったわ、英国展。
今年は11月に新宿伊勢丹でも英国展が開催されるそうで、お楽しみはまだ続きますね♬



゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



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英国展の初日は、作家さくら剛さんの新刊「世界のニュースなんてテレビだけでわかるか!ボケ!!……でも本当は知りたいかも。」の出版記念トークイベントがあり、そちらへ行っていました。
おまけ写真は、本を購入し、家に帰るまで待ちきれずに電車を待ちつつ読み始めた時のもの。
さくらさんのインド旅行記と中国初恋は、もう10年ほども前に書かれたものですが、何度も繰り返し読み、いまだに私にとってあれより面白い旅行記はありません。
今度の新刊では、インドのIT産業の発展とカースト制度との関わりなどを初めて知り、なるほど!と腑に落ちました。
サブプライムローンとリーマンショックに始まり、ギリシャ危機、イスラム国とイスラム過激派、温暖化問題、SNSの発明、新型インフルエンザなど、わかったようでわからない問題をさくらさん流の捧腹絶倒の説明でわかりやすく解説されています。
英国展で買った紅茶を飲みながら、紅茶にかかわる国々(勿論それ以外も)の出来事について読んでみるのも、楽しいのではないでしょうか。

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by bestdropteaclub | 2015-09-17 23:19 | イベント | Trackback | Comments(0)

オーストリア王家御用達ベーカリー エーデッガー・タックスがやって来た!

先日、いつもに比べて異常にアクセス数がアップしていたことがあって、何?と思ったら、イノダコーヒー本店のモーニングの記事が Woman. Excite のみんなの投稿人気記事ランキングのおいしい!記事ランキング1位になっていました。やったね妙ちゃん。(誰?)
ウーマンエキサイトのランキングに載る記事は、雑誌に載ってもおかしくないぐらいクオリティの高い写真と文章のものが多いので、本当に嬉しいです。
励みになりつつも、時間がかかってもいいから、これからも良い記事を目指さなくちゃな、と気持ちの引き締まる思いです。
そんな前置きありつつ、京都やその他、旅関連で書きたいネタがまだたくさんあるのですが、珍しくホットな話題から行きましょう。

9月5日、オーストリアの老舗、ホーフベッカライ エーデッガー・タックスが日本でオープンしました!
このニュースを聞いた時からそれはワクワクしていまして、初日に駆けつけました。
オーストリアは、ドイツとともに私が19歳ではじめて海外一人旅をした国。
そして今でも大好きな国。
ドイツはともかく、オーストリアのパン屋なんて、日本に今までなかったですよね?

エーデッガー・タックスはオーストリアの古都グラーツに本店がありますが、その創業はなんと1569年。
オーストリア-ハンガリー帝国王家御用達の老舗ベーカリーで、1888年から双頭の鷲の紋章を掲げることが許されています。
なんと驚くことにグラーツの本店以外、今までオーストリア国内にさえ店を出さずにきたのだとか。

私は3度オーストリアを旅したことがありますが、オーストリアで朝食の定番と言えば、カイザーゼンメル!
このパンが大好きなのですが、ドイツパン専門店でなければ、なかなかお目にかかれません。
エーデッガー・タックスではハンドカイザーという名前で呼ばれているようです。
ウキウキしつつ、オープン初日に行ってきました。

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ネットでオープン時間を調べたけれど出てこなくて、テナントが入っているマーチエキュート神田万世橋そのものが、どの店も11時からだったので11時からだろうと思いまして。
のんびり午後1時過ぎに行ってみたら、8時半からの営業で、なんと既にパンがすべて売り切れ。

2時半から再度、少しだけオープンサンドとケーキ類を販売するというので、辛うじてオーストリア伝統のお菓子を手に入れることが出来ました。
ハンドカイザーは手に入らなかった…またチャレンジしよう。

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お買い上げしたのは、カルディナール・シュニッテン。
ウィーンに行くと石を投げればカフェ・コンディトライに当たるほどお菓子が並んだカフェが沢山ありますが、必ずどこでもこれは売っています。
カルディナールは枢機卿の意味。
2色のメレンゲの縞模様が、枢機卿が身に着けるたすきに似ていることから、このように名づけられたのだったと思います。
メレンゲのさっくり軽い口当たりに、コーヒー風味のクリームが良く合います。

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合わせたのは同じくオーストリアの紅茶ブランド、ハース&ハースのフルーツティー、ブーケロイヤル。
パパイヤ、ハイビスカス、レーズン、ブルーベリー、エルダーベリー、ラズベリー、ストロベリー、カラント。
ドイツと同じく、オーストリアでも茶葉の入っていないフルーツティーは人気がありますね。

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おひとり様2点までということで、もう一つ選んだのはリンツァー・トルテ。
ジャムが入った焼き菓子で、格子模様が特徴的なリンツの銘菓。

リンツならこのリンツァー・トルテ、ウィーンならザッハートルテやカルディナール・シュニッテン、ザルツブルクならザルツブルガー・ノッケンというように、オーストリアの中でも地域によって銘菓が色々あります。
グラーツの銘菓を知らなかったので、楽しみに行ったのですが、何だかわかりませんでした。

このお店の名物はシシー・ブッセルというお菓子だそうで、これがグラーツ銘菓とも言えるかも?
シシーの愛称で知られる皇后エリザベートに捧げられたお菓子だそうですが、残念ながらこれも売り切れ…
気長にチャレンジすることにしよう。

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日本のこの地に初の支店を出した理由の一つが、店主のロベルト・エーデッガーさんがこの赤レンガの建築を気に入ったからだそうです。
おかげさまで日本にいながらにして、これから本物のカイザーゼンメルやオーストリアの伝統菓子を楽しむ機会が増えることでしょう❤

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゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



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おまけ画像は本日のティータイムのBGM、ヨハン・シュトラウス「こうもり」全曲のCD。
1976年のカルロス・クライバー指揮バイエルン国立管弦楽団、プライ、ヴァラディ、ポップにルネ・コロと歌手も超一流。
大晦日に聴きたくなる演目ではありますが、オーストリア気分を盛り上げるにはもってこいの、ウィンナ・オペレッタの最高峰。

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by bestdropteaclub | 2015-09-06 21:53 | 本日のお茶 | Trackback | Comments(0)


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